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パンチニードルは初心者でも簡単って聞くけど、、、、
- 糸が抜ける
- ループがまばらになる
そんなお悩みをお持ちの方へ。
わかります!私もパンチニードルをはじめた頃、糸は抜けて上手くさせませんでした。
たくさん失敗して、試行錯誤し、今ではいろんな材料でパンチニードルを楽しんでいます。
今回は、実体験をもとに、パンチニードル初心者さんの悩み、『糸が抜ける』、『ループがまばら』問題の原因と、解決方法をわかりやすく紹介します。
・パンチニードルの糸が抜ける原因と対策
出来た!と裏返したら、糸が抜けていて全然出来ていない。
あれ、、、悲しいよね(T_T)
パンチニードルの糸が抜ける原因は?
パンチニードル刺繍で、糸が抜けてしまう主な原因は、以下の5つです。
- 糸の扱い方
- 針の使い方
- 生地の状態
- 針・糸・生地の組み合わせ
糸の扱い方
糸が抜けてしまう原因1つ目は、糸の扱い方です。
糸の送り出しが上手くできず、糸が抜けることがあります。
私も、知らず知らずのうちに、『糸が引っかかっていた』、『糸を手で押さえていた』なんてことがよくありました。
また、毛糸にダマや結び目があると、ニードルの中で糸送りできずパンチニードルができません。
毛糸の途中に結び目があることも、、、
針の方ばかりみているので、毛糸の状態に気がつかないことが多いんですよね。
- 糸を手で押さえていた
- 糸が引っかかっていた
- 糸が十分に出ていない
- 糸の途中に結び目があってニードルの中で詰まっている
糸を引っ張ったり押さえたりしないよう、手の位置を調整します。
枠のネジ部分に引っかかってしまうこともあります。糸がスムーズに送れるように導線を確保してあげてください。
また、糸玉から針に糸がスムーズに入るように、十分な長さを出して(ほどして)おきます。
先に糸を出しておくことで、糸の途中にあるダマや結び目に気がつくことができます。
- 糸を手で押さえたり、物に引っかけたりしないようにする
- 常に糸がスムーズに送り出せるよう、十分な長さを出しておく
針の使い方
原因2つ目は、針の使い方です。
針を刺すときに、針を根元までしっかりと刺していないことです。針を刺す深さがループの長さになります。
刺し方が浅いとループが抜けたり、ループの長さがまばらになります。
枠を机に置いて作業すると針を根元まで刺しやすいよ!
枠の高さのあるパンチニードル専用枠がおすすめです。
また、針を上げる際に、生地から上げ過ぎると生地の上で糸がたわんでしまいます。
作業面に無駄な糸があると、ひっかけやすくなり糸が抜ける原因になります。
基本はとっても大切!焦らず慎重にいきましょう。
- ニードルは根元まで刺し、真上に引き上げる
- ニードルの先端を生地から離さず移動し、次の針目を刺す
針先の向きにも注意が必要です。
針先のカット面は常に進行方向を向いていないと、糸がねじれてしまい固定ができず糸が抜ける原因になります。
- ニードルは根元まで刺し、真上に引き上げていない
- 次の針目に移動する際、針先を生地から離なしている
- 針先のカット面が進行方向を向いていない
針は根本までしっかり刺し、次の目に移る際には針先を生地から離さないようにします。
また、針先はカットしてある方を前に向けて、右から左へ進めます。
針先のカット面は常に進行方向を向いている必要があります。
進行方向を替えるときは、枠を回転させて常に針先のカット面が進行方向になるようにします。
私は方向がよくわからなくて、慣れるまで枠をくるくる回してたよ。。
- ニードルは根元まで刺し、真上に引き上げる
- 次の針目に移動する際、針先を生地から離さない
- 針先のカット面が常に進行方向を向くよう、必要に応じて枠を回転させる
生地の張り
原因3つ目は、生地の張り方が弱い・弛んでいることです。
パンチニードルは、ニードルをしっかりと刺しながら刺繍していくため、生地に圧力がかかります。そのため、普通の刺繍より生地がたるみやすくなります。
針を刺すときに、生地が弛んでいると不安定になり針を根元までしっかりと刺せません。
ループの長さがまばらになり糸も抜けやすくなってしまいます。
- 生地の張りが弱い
- 生地が弛んでいる
パンチニードルは、普通の刺繍より生地がたるみやすい技法です。そのため、生地がたるみにくいパンチニードル専用の枠があります。
普通の刺繍枠でパンチニードルをする場合は、滑り止めシートを枠と生地の間に挟めたり、枠に布を巻くなど工夫をすることで対処できます。
枠に生地をかぶせたら、ネジを締め生地を左右・上下に引っ張り整える動作を何回かします。
どちらの枠を使用する場合でも、生地が弛んできたな、、、と思ったら『すぐ!』に張り直すことが大切です。
初心者さんは、パンチニードル専用の枠が生地がたるみにくくておすすめです。
また、パンチニードル専用枠は高さ変更できるので、机に置いて刺すことができます。
途中で生地の張り直すって面倒だよね。。。
わかるんだけど、大事なんだよね。
・何回か生地を引っ張りネジを少しずつ締める
・生地目を整えるように左右・上下に引っ張る
・パンチニードル用(生地がたるみにくい)枠を使う
【パンチニード専用のフープ】
【フリーステッチングフープ】
机に置いて作業できると、狙った位置に針を刺しやすい!
針の根本まで刺しやすくて枠を支えなくていいので腕が疲れないんです。
- 枠に生地をかぶせた後、ネジを締めて生地を左右・上下に引っ張り、整える
- 作業中に生地がゆるんだと感じたら、すぐに張り直す
- パンチニードル専用のフープを使用すると、生地がたるみにくくなる
糸・針・生地が合っていない
原因4つ目は、針・糸・生地の組み合わせが合っていないです。
パンチニードルは、針を使って糸を生地に固定する技法です。この3つの組み合わせが適切でないと糸が抜けたり、ループがまばらになったりします。
針の太さに合った太さの糸を選ぶことが重要です。
- 糸が太すぎると、スムーズに送り出されず、抜ける原因になります
- 糸が細すぎると、作品がスカスカになってしまいます
糸の太さの目安は、針の穴の大きさに対して糸が引っ掛かりなく送り出せることです。
私は、糸をニードルに通した段階で少しでも引っ掛かりを感じたら、糸を変えるか、ニードルの太さを変更します。
ギリギリ糸が送り出せるぐらいだと、毛糸にダマやヨレがあるとうまくさせないことがあります。
糸の送り出しがスルスルと余裕があるぐらいが安全です!
針の太さと生地の織り目の大きさがあっていることが必要です。
- 太い針には、柔らかく織目の大きな変形しにくい生地が適しています。
- 細い針には、織目の詰まった中肉〜厚手の生地が適しています。
適切な組み合わせでないと、針が生地を傷めたり、糸がうまく固定されなかったりとキレイにできません。
また、糸と生地の組み合わせも大切です。
- 織り目が大き過ぎると、糸が生地に引っかからず、抜けてしまう。
- 織り目小さ過ぎると、糸が通らない
パンチニードル専用の布が販売されています。
生地の織り目ももどりやすく、やり直ししやすいのも特徴です。
特に、太いニードルの場合は専用布がおすすめです。
パンチニードルは針・糸・生地を適切に選ぶことが大切です。
▼こちらの記事で道具・材料の選び方をまとめています。
初心者必見!失敗しないパンチニードルの材料の選び方初心者さんは、パンチニードル専用の生地を使用したり、スターターキットを利用したりするのがおすすめです。
こちらの記事でパンチニードルキットを紹介しています▼
【初心者でも安心】おすすめのパンチニードルセットと選び方パンチニードルを上手く刺すためのチェックリスト
あれ?糸が抜けるな!と思ったら、下記のチェックリストをみてください。
- 糸を押さえていないか
- 針先を根本まで刺しているか
- 針先のカット面が進行方向に向いているか
- 針先を生地から離していないか
- 生地はピンっと張っているか
- 針・糸・生地の組み合わせは適切か
おしまい
いかがでしたか?
パンチニードルは、専用のニードルを使って生地に糸を刺すだけのシンプルな手芸です。
でも、糸の扱い方、針の使い方、適切な材料の組み合わせをしないと上手くいきません。
基本のポイントさえ押さえてしまえば、針をプスプス刺すことで、絵を描くようにステッチを施すことができます。
一緒にパンチニードルを楽しみましょう〜。
私の失敗が誰かの役に立ちますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。