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組みひもに興味はあるけれど、
「まず何を準備すればいいの?」
「組みひもって難しそう」
「家にあるもので試せないかな?」
と思っている方もいるのではないでしょうか。
組みひもを作るときには「組みひもディスク」という道具を使いますが、実は厚紙でも作ることができます。
私も実際に厚紙で道具を作って組みひもを組んでみました。
この記事では、厚紙で作る組みひもディスクの作り方や使い方を紹介します。
まずは気軽に組みひもを体験してみたい方は、ぜひ参考にしてください。
組みひもとは
組みひもは、複数の糸を決まった順番で動かしながら組んでいく伝統的な手芸です。
もともとは帯締めや刀の下げ緒などに使われてきましたが、現在ではブレスレットやストラップ、アクセサリーなどにも活用されています。
組みひもを作るときは、複数の糸を一定の位置に固定しながら順番に動かして組んでいきます。
糸を固定するための「組みひもディスク」という道具を使うと簡単に組むことができます。
私は、ハマナカのディスクも使用しています。厚紙ディスクよりより複雑な組みひもができます。
ハマナカディスクの使用感はこちらの記事で紹介しています。
厚紙で作るディスクでできること
厚紙で作ったディスクでも、基本的な組みひもを作ることができます。
組みひものワークショップでも、厚紙で作ったディスクを使って作品作りを楽しんでいただいています。
手軽に作れる道具ですが、初心者が基本の組み方を覚えるには十分です。
まずは厚紙ディスクで組みひもを体験してみて、「もっといろいろな組み方をしてみたい」と思ったら市販のディスクを検討するのもよいでしょう。


初めて組みひもをする方でも、ブレスレットやストラップを完成できています。
厚紙で組みひもディスクを作る方法
組みひもディスクは、身近な材料を使って手作りできます。
私もワークショップ用に何枚も作っていますが、特別な材料は必要ありません。まずは家にあるもので試してみましょう。
用意するもの

- 厚紙(ノートの裏表紙や段ボール)
- コンパスまたはコップ
- 定規
- ペン
- はさみ
- カッター(カッティングシート)
- 目うち
- ボンド
作る前に知っておきたいポイント
ワークショップ用にたくさんのディスクを作ってきて感じたのは、厚紙の強度が意外と大切だということです。
柔らかい厚紙だと、糸を動かしているうちに切り込み部分が広がり、糸が外れやすくなってしまいます。
私のおすすめは、厚紙を2枚重ねて作る方法です。適度な厚みが出るため、長持ちしやすくなります。
段ボールOK。でも、段ボールも柔らかいものもあって切り込み部分が傷みやすいです。
段ボールを選ぶときは、硬くてしっかりしたものを選んでください。

ジュースや瓶など重たい荷物が入っていた段ボールが比較的硬いものが多いよ。
箱は、上等なお菓子の箱を狙うといいかも!
作り方
コンパスを使って厚紙に円を描きます。
直径7〜15cm程度が扱いやすく、初心者にもおすすめです。画像は9センチです。

描いた線に沿って円形に切り抜きます。
厚紙を2枚重ねて使う場合は、この段階で同じ大きさの円を2枚作ります。


円を綺麗に切るコツは、
一気に円を切ろうとせず、ハサミの刃が切りにくくなったら一度まっすぐ切ってハサミを入れ直します。
少しずつ向きを変えながら切ると、なめらかな円になります。
円の中心に糸を通すための穴を開けます。
穴は大きすぎなくても大丈夫です。組みひもが通る程度の大きさがあれば十分です。
まず1枚に穴をあけます。


2枚を貼り合わせ、同じ場所に穴を開けます

※1枚で作るときは必要ありません。
円周に均等な間隔で8か所切り込みを入れます。
基本の丸組を作る場合は、8か所の切り込みでも組むことができます。
切り込み深1センチぐらいで浅すぎず、糸がしっかり固定できる程度に入れます。使う糸によって調整してください。

これで組みひもディスクの完成です。
市販品ほどの耐久性はありませんが、基本の組み方を試したり、組みひもを始めてみたりするには十分使えます。
まずは手作りディスクで組みひもの楽しさを体験してみてくださいね。

厚紙ディスクを使って組みひもを作ってみよう

厚紙ディスクが完成したら、実際に組みひもを作ってみてください!
今回は、私がワークショップで最初にお伝えしている組み方をご紹介します。
使うのは今回作成した8か所の切り込みがあるディスクです。
糸をセットする
まずは7本の糸を用意します。
ディスクの切り込み8か所のうち、1か所を空けて糸をセットします。
組みひもは、この空いている場所を目印にしながら進めていきます。



色違いの糸を使うと、糸の動きが分かりやすくなります。
糸を順番に動かす
組み方はとてもシンプルです。
- 空いている切り込みを探す
- その3本手前の糸を空いている場所へ移動する
- ディスクを回す
- 同じ動作を繰り返す
右利きの方は時計回り、左利きの方は反時計回りにディスクを回しながら進めます。
最初は難しそうに見えますが、覚える動作はひとつだけです。
何回か繰り返すうちに自然と手が動くようになります。


組み進める

糸を動かしていくと、中央の穴から少しずつ組みひもが伸びてきます。
きれいに仕上げるためには、一定の力で糸を引きながら組むことが大切です。
また、組み上がったひもが浮いてこないように、おもりを付けたり、ときどき下に引いて整えたりしながら進めると均一に仕上がります。
反対に、組みひもの状態を確認せずに進めてしまうと、一部が緩んでしまい、あとからやり直しが必要になることもあります。
ときどき手を止めて、組み目を確認しながら進めるのがおすすめです。

ワークショップでは『難しそう』と言われることもありますが、実際にやってみると皆さんすぐに覚えています。
厚紙ディスクと市販ディスクの違い
厚紙ディスクと市販の組みひもディスクには、それぞれ特徴があります。
| 比較項目 | 厚紙ディスク | 市販ディスク |
|---|---|---|
| 費用 | ほとんどかからない | 購入が必要 |
| 準備 | 自分で作る必要がある | すぐ使える |
| 耐久性 | 低め | 高い |
| 糸の固定力 | やや弱い | 安定している |
| 使いやすさ | 〇 | ◎ |
厚紙ディスクは、組みひもを試してみたい方や、基本の組み方を練習したい方にぴったりです。
実際に私のワークショップでも厚紙ディスクを使用していますが、ブレスレットやストラップ作りには十分活用できます。
一方で、長く使っていると切り込み部分が広がったり傷んだりするため、耐久性はあまり高くありません。
市販ディスクは適度な弾力があり、糸がしっかり固定されるため組みやすくなっています。また、長期間使っても傷みにくいのが特徴です。
私自身も組みひもを続ける中で市販ディスクを使うようになりましたが、糸の固定が安定するため作業がしやすく感じています。

まずは厚紙ディスクで十分です。組みひもが楽しくなってきたら、市販ディスクを検討してみるのがおすすめですよ。
おすすめの市販組みひもディスク
組みひもを続けたい方には、市販の組みひもディスクがおすすめです。
私自身は、現在ハマナカの組みひもディスクを使用しています。
市販ディスクは適度な弾力があり、糸をしっかり固定できるため、厚紙ディスクよりも安定して組み進めることができます。
特に糸を切り込みに差し込むときの感触がよく、糸が外れにくいのが使いやすいポイントです。
また、厚紙ディスクの場合は糸の太さによって使い勝手が変わることがありますが、市販ディスクは対応できる糸の幅が広いため、糸の太さごとにディスクを作り直す必要がありません。

組みひもを続けるなら、市販ディスクの方が快適です。私は作品作りではほとんど市販ディスクを使っています。
まとめ
簡易な組みひもを作る道具は、市販品を購入しなくても厚紙で手作りできます。
実際に私のワークショップでも厚紙ディスクを使っていますが、ブレスレットやストラップなどの作品作りには十分活用しています。複雑な模様やたくさんの糸、繊細な糸を使用するときは、ハマナカのディスクが安心です。多少の厚紙ディスクは引っかかりができるため、糸を少し痛めてしまう傾向にあります。(注意しながら丁寧にすることで回避できます。)
組みひもは、糸を順番に動かしていくシンプルな手芸です。最初は難しそうに見えても、同じ動作を繰り返すうちに少しずつコツがつかめてきます。
まずは家にある材料で厚紙ディスクを作り、組みひもの楽しさを体験してみてください。
そして、「もっといろいろな組み方をしてみたい」「もっとたくさん作品を作りたい」と思ったら、市販の組みひもディスクを取り入れてみるのもおすすめです。
組みひもを始める第一歩として、ぜひ厚紙ディスク作りから挑戦してみてください。

