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病院の待ち時間は、長く感じたり、検査結果が気になって落ち着かなかったりすることがあります。
そんな時間を少しでも前向きに過ごせたらと思い、今回初めて病院の待合室で刺し子をしてみました。
結論から言うと、病院の待ち時間の暇つぶしとして、刺し子はとても相性が良いと感じました。
もちろん、病院のルールや周囲への配慮は欠かせません。
しかし、「ただ待つ時間」が「作品が少しずつ完成していく時間」に変わったことで、待ち時間の感じ方そのものが大きく変わりました。
この記事では、実際にやって分かったメリットや注意点、工夫したことを紹介します。
「待ち時間手しごと」とは?

「待ち時間手しごと」は、病院や空港、移動中やホテル、カフェなど、待ち時間を手しごとの時間に変えることをテーマにしたシリーズです。
待ち時間は、ついスマートフォンを見て終わってしまいがち。
でも、少しだけ手を動かすだけで、作品が育ち、自分の時間も豊かになります。
今回は、その第1回として病院の待合室で刺し子をしてみました。
病院の待ち時間の暇つぶしに刺し子がおすすめだと感じた理由
実際にやってみて一番驚いたのは、時間が経つのがとても早く感じたことです。
以前は時計ばかり気になっていましたが、この日は刺し子に集中していたため、「もう呼ばれたの?」と思うほどでした。
むしろ、「もう少し刺したかった」と感じたくらいです。
刺し子は、一針一針進めるたびに模様が現れます。
短い待ち時間でも「ここまで進んだ」という達成感がありました。
また、病院の待合室は静かな環境です。
これまでは検査結果を待つ時間は不安ばかりでした。
でも今回は、その静かな空間が刺し子に集中するのにちょうど良く、自然と不安な気持ちも和らいでいました。
待ち時間は同じでも、過ごし方が変わるだけで気持ちまで変わることを実感しました。
病院の待ち時間で刺し子をするときに工夫したこと

病院では、いつ呼ばれるか分かりません。
そのため、すぐ片付けられるように準備しました。
今回は、刺し子道具を普段のバッグとは別に、口が大きく開くトートバッグへまとめました。


必要なものだけ取り出せるので、呼ばれても慌てず片付けられます。
また、安全面を考えて針の管理も意識しました。

初めはふきんを持って行こうかと悩みましたが、
私は飽き性なので柄が変更できる小さな図案にしました!
結果は大成功!飽きずに最後まで楽しめました。
- 使う針は1本だけ
- 呼ばれたら針を布へ固定してから立ち上がる
- 針を置いたまま席を離れない
病院だから特別というより、「公共の場所で手しごとを楽しむ基本」として大切にしたいポイントだと感じました。
病院の待ち時間で刺し子をして分かった注意点

実際にやってみて気付いたこともありました。
まず、糸は長くしすぎない方がおすすめです。
長い糸は腕を大きく伸ばして引く必要がありますが、待合室では周囲の人との距離も近いため少し気を使います。
普段より短めの糸の方が、コンパクトに作業できました。
もう一つ失敗したのは、道具入れです。
私は缶ケースに陶器の針山を入れていましたが、開け閉めするたびに「カン、カン」と音がしてしまいました。
静かな病院では思った以上に音が響いたため、布製やプラスチック製など、音が出にくいケースの方が安心です。
また、糸はカードタイプのものが扱いやすかったです。一度糸玉を落としてしまい、コロコロと転がってしまい焦りました。
病院の待ち時間に刺し子をして意外だったこと
病院で刺し子をすることに、少し緊張していました。
ところが、看護師さんから「いいですね。」と声を掛けていただきました。
さらに近くにいた患者さんからは、
「私も次は何か持ってこようかな。」
という言葉も。
周囲の迷惑にならないか心配していましたが、温かい反応をいただき、とても印象に残っています。
また、もう一つうれしかったことがあります。
病院の日は、待ち時間についスマートフォンを見続けてしまい、帰る頃には目が疲れていることが多かったのですが、この日は刺し子に集中していたため、スマホを見る時間が大幅に減りました。
そのおかげか、いつもより目の疲れを感じませんでした。
これは思いがけない発見でした。
病院の待ち時間で刺し子を楽しむためのポイント
これから病院で刺し子をしてみたい方は、次のポイントがおすすめです。
- 小さめの図案を選ぶ
- 道具はコンパクトにまとめる
- 針は1本だけ使う
- 糸は短めに準備する
- できたら、カードタイプの糸がいい
- 呼ばれたらすぐ片付けられる状態にしておく
- 音が出にくいケースを選ぶ
- 周囲への配慮を忘れない
また、今回利用した病院では注意されることはありませんでしたが、病院によっては針などの扱いについてルールがあったり、安全面から控えるよう案内されたりする場合もあります。
施設のルールやスタッフの案内を最優先にし、無理のない範囲で楽しんでください。
なお、多くの病院では院内の撮影が制限されています。
今回も待合室で刺し子をしている様子は撮影できませんでした。
そのため写真はありませんが、実際に体験して感じたことをできるだけ詳しくまとめました。
まとめ|病院の待ち時間は「待つ時間」から「作品が育つ時間」へ
病院の待ち時間は、「何もしない時間」だと思っていました。
でも実際に刺し子をしてみると、「作品が少しずつ完成していく時間」に変わりました。
待ち時間が苦にならなくなっただけでなく、不安な気持ちが和らぎ、スマホを見る時間も減るという思いがけないメリットもありました。
もちろん、病院では施設のルールや周囲への配慮が大切です。
そのうえで、自分らしい待ち時間の過ごし方として、刺し子はとてもおすすめできると感じています。
「待ち時間手しごと」を楽しむための3つの約束
「待ち時間手しごと」は、公共の場所で楽しむ手しごとです。
だからこそ、次の3つを大切にしたいと考えています。
- 施設のルールを守る
- 周囲の人への配慮を忘れない
- 安全面を第一に考える
待ち時間は、「何もしない時間」ではなく、「好きなことを少しだけ進められる時間」。
これからも病院だけでなく、空港や飛行機、スポーツ観戦、ホテル、カフェなど、さまざまな場所で実際に手しごとを試しながら、「待ち時間手しごと」の楽しみ方を紹介していきます。
