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「羊毛フェルトを始めたいけど、何を買えばいいの?」
そんな初心者さんのために、まず揃えておきたい基本の道具をまとめました。
この記事では、羊毛フェルトをこれから始める方が、無駄なく・楽しく・安全にスタートできるように、道具の選び方や注意点、初心者向けキットの活用法まで紹介します。

私は、道具選びにたくさん失敗してしまったので、参考にしてもらえたら嬉しいです!
まずはこれだけ!初心者に必要な基本の道具
初心者さんに必要な基本の道具は以下の3点です。
- フェルティングニードル(専用の針)
- 羊毛フェルト
- フェルティングマット(作業用マット)
フェルティングニードル(専用の針)
フェルティングニードルとは、羊毛を刺して繊維を絡めるための専用針です。
針には、レギュラー、仕上げ、極細と太さの違いがあり作品や部位によって使い分けます。折れやすいので、スペアを1〜2本常備しておくと安心です。
最初の1本として、「レギュラータイプ」が、細かな部分も作りやすく、基礎の形づくりに向いているためおすすめです。
【レギュラー針】
- ニードルには太さや形状(ギザギザ)の違いがある。(レギュラー、仕上げ、極細、太針)
- 初心者は、まずは万能なレギュラータイプがおすすめ
フェルティングニードルについてはこちらの記事で詳しく紹介しています!
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羊毛フェルト
羊毛フェルトでは、羊毛自体の特性が作品の作りやすさや仕上がりに大きく影響します。
初心者さんに特におすすめなのはハマナカの「ナチュラルブレンドシリーズ」です。
このシリーズの羊毛は、繊維が短めで粗い風合いが特徴です。そのため、特にほぐさなくてもすぐにまとまり、ニードルによく絡むので、形が作りやすく初心者さんいおすすめです。

ハマナカの他の羊毛に比べて少し値段は高めですが、羊毛のまとまりやすさや扱いやすさは一番!
初心者さんこそ、練習段階でもこの羊毛を使って欲しいです。
少し慣れてきたら試してほしい羊毛は、ハマナカの「フェルト羊毛」です。
ハマナカの「フェルト羊毛」は、メリノウール100%で、繊維がきれいに揃っていて柔らかい手触りです。
繊維が揃っている分、最初は絡みにくいと感じるかもしれませんが、その場合は羊毛を少しほぐしてから使うとニードルに絡みやすくなります。

色数が豊富なので、いろんな作品作りに活用できる羊毛です。
使えると作品の幅が広がります!
ダイソーの羊毛
100円という手軽さがメリットですが、繊維がまっすぐで硬いという特徴があります。
そのため、なかなかニードルに絡まず、形を作るのに時間がかかってしまいます。
形になりにくいため、初心者さんには上達の妨げになることもあります。
あくまで「お試し」として使う程度にとどめるのが◎
- 初心者さんには扱いやすいハマナカのナチュラルブレンドがおすすめ
- 100圴一の羊毛はまとめにくいため初心者さんには不向き
- ハマナカのフェルト羊毛は色数豊富で作品の幅が広がる
羊毛フェルトについてこちらの記事で詳しく紹介しています!
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フェルティングマット(作業用マット)
フェルティングマットは、作業中に針を刺すための下敷きです。机や手を守る大事なアイテムです。
スポンジタイプと、ブラシタイプがあります。初心者には扱いやすいスポンジマットがおすすめです。

マットがないと、針が折れたりする原因になります。
机を気にしながらの作業は集中しにくいもの。マットは、はじめに揃えると作業が安定しますよ。
初心者におすすめのフェルティングマットは、クロバーのスポンジマット(ウレタン)です。
スポンジマットは、長く使っていると、スポンジ部分に毛羽がつきやすくなってしまうので、定期的に交換が必要です。
クロバー以外に使いやすいスポンジマットは、ハマナカのフェルティングマット(発泡ポリエチレン)もあります。
- スポンジタイプ:扱いやすいが、ときどき交換が必要(初心者におすすめ)
- ブラシタイプ:毛羽立ちが少なく、繰り返し使える(慣れてきたら)

フェルティングマットは、安価なため、単体で購入すると送料がネックに。
ニードルや羊毛フェルトと一緒に購入するのが◎
フェルティングマット(スポンジマットとブラシマット)についてこちらの記事で詳しく紹介しています!
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あると便利!作業が快適になる補助道具
羊毛フェルトでは、無くてもできるけどあると快適に作業できるアイテムです。参考にしてみてくださいね。
- ニードルホルダー
- 指サック
- 消えるチャコペン
ニードルホルダー
ニードルホルダーを使うとペンのように持って作業ができ、疲れにくいです。1本用、3本用、5本用とあり作業範囲によって使い分けます。まずは、使用頻度が高い1本か3本がおすすめです。

ニードルホルダーは、無くても作業はできるけど、あると快適なもの。
指を刺したくない人必見!指サック
ニードルで誤って指を刺すのを防ぐ保護具。革製やシリコン製があり、手元が安定します。
私は使っていないのですが、「指を刺したくないな」という方には指サックの使用がおすすめです。
特に、始めたばかりの方やお子さんの場合、うっかり指を刺してしまうと、それがきっかけで羊毛フェルトが「怖いもの」になってしまったり、「もうやりたくない」と感じてしまうかも。
そんな方は、ぜひ指サックを試してみてください。安心して作業できるので、より楽しく続けられると思います!

実際、ニードルの先はとても鋭くて、刺すとかなり痛いんですよね。
もう悩まない!初心者キットという選択肢
道具・羊毛・説明書がセットになった初心者向けキット。完成図が見えているため、取りかかりやすいです。

最初はキットで完成体験を得たことで、もっと作ってみたくなりました!
100均の羊毛フェルトの道具ってどうなの?
※個人の感想です。
ダイソーの羊毛フェルトのいちばんの魅力は、なんといっても110円で買える手軽さ。
「ちょっとやってみたいな」「自分に向いているか試してみたい」というときに、気軽に手に取れるのが嬉しいですよね。
一方で、実際に使ってみると「少し硬い」「なかなか形にならない」と感じることも。
ダイソーの羊毛は繊維がまっすぐで絡みにくく、成形に時間がかかるという特徴があります。
そのため、最初の一歩で「思ったように作れない…」とつまずいてしまうと、せっかくの楽しみが台無しに。
とはいえ、決して悪い商品というわけではありません。
あくまで「試しにやってみたい」「まずは雰囲気を知りたい」というお試し用途としてはぴったり。
- 価格が安く、お試しにはぴったり
- 実店舗が多く、手に入れやすい
- 針が折れやすい、マットがへたりやすい
- 羊毛の質がまとまりにくく、初心者が失敗しやすい
試してみて、もっと本格的に楽しみたい、作品のクオリティを上げたいと思ったら、
- クロバーやハマナカのニードルやマット
- ハマナカ ナチュラルブレンドシリーズなどの羊毛
など、使いやすさと品質の高いメーカー製アイテムに切り替えるのが◎。
ちょっとした違いが、作品作りの楽しさや仕上がりの満足感をグッと高めてくれますよ。
まとめ|最低限の道具で、楽しいスタートを!
羊毛フェルトは、必要な道具が少なく、気軽に始められるクラフト。まずは以下の4点をそろえるのがおすすめ!
- フェルティングニードル
- 羊毛フェルト
- フェルティングマット
- 指サック or フィンガーガード
その後、必要に応じて道具を買い足していけばOKです。
最初から良質な道具を選ぶことで、ストレスなく楽しく作業ができ、完成度もぐんと上がります。
道具をそろえるワクワク感もハンドメイドの醍醐味です。あなたらしいペースで、羊毛フェルトの世界を楽しんでくださいね!